研究以外の仕事
私が働いている会社の場合ですが、7くらいでチームを組んで研究を同時に進めて行くのですが、自分の行った研究結果をメンバーに伝えなければいけないので、週1回ミーティングをしています。
そして、年に数回は部署全体での会議もあり、その際には企画案の説明を行うこともあり、みんなに分かりやすく伝えるための能力も必要です。
また、研究結果の報告書を作る事も大事で、大学の先生方と打ち合わせをする事も有ります。
研究所の意向として、新しい人材を入れて発想を変えて行く傾向があり、研究職に残っている人は少なく、私の職場も平均年齢は35くらいです。
研究の適任者
研究者に向いている人は、興味を持ったことに集中してのめり込む事ができる人であると思いますが、大勢の研究者を見ていると、視野を広くもって、ポジティブに様々な角度から考えられる人が適任しているのではないかと思います。
研究者というと、薄暗い部屋にこもっている人を想像されるかもしれませんが、実際には、週末に野球などのスポーツを楽しんだりするなど、趣味も多く活発な人が多いですよ。
体力がなければ務まらない仕事なので、私もジムに通い水泳などをやっています。
研究の仕事は、各個人がどんな研究をしているかを具体的に理解するのは困難で、批判することは簡単ですが、肯定することは難しい職種です。
そのため、自分のやっている研究を本当に信じる事ができるのは自分だけなので、己との戦いでもあり、精神的な強さを要します。
薬剤師を目指す若者へ
薬剤師と私たちの行っている研究職との違いは、事前に答えが有るのか無いのかということで、例えば、薬局や病院の薬剤師は、その薬の効果や副作用というものを前もって知っている、答えを正確に患者さんに伝える事が仕事であり、私たちの研究は答えを見つけて、患者さんの為に用意するのが仕事なのです。
研究職につけば、何度となく挫折を味わうことになりますので、大学生時代のうちに執念や夢を持っているかを自問自答して下さい。
世の中には、治す事のできない病が沢山あり、新薬をつく活躍できる場も有りますので、道に迷うことが無いように、何をやりたいかを見極められると良いですよ。